よくあるご質問 - うつ病や精神療法などに関するQ&A

パニック障害と広場恐怖とは?

回答者:守屋 直樹

急行電車に乗れない、高いビルのエレベータ―が怖い、閉じられた空間での会議がだめ、
人の集まるところに行けない、などの症状は精神医学で「広場恐怖」と呼ばれています。

こうした症状の多くは、閉じられた空間を恐れるので、閉所恐怖のほうがイメージにはぴったりきますが、
広場恐怖は専門用語では「アゴラフォビア」といって、ギリシャの神殿の広場に由来する言葉です。

広場恐怖を持つかたの多くは、そうした状況のなかで「パニック発作」と呼ばれる発作を過去に経験しています。
パニック発作では、動悸、発汗、ふるえ、めまい、胸痛、息苦しさ、死の恐怖、といった症状が突然起こります。

心臓の病気や脳卒中などと最初の症状が似ているため、救急で病院を受診することが多いのですが、
からだの検査では異常がなく、気のせい、自律神経失調、過呼吸などと言われ、それ以上の対応は、なされないことが多いようです。
こうした症状に思い当たるかたは、心療内科、精神神経科を受診するのがよいでしょう。

パニック障害の症状には、SSRIと呼ばれる抗うつ薬などが有効ですが、
その症状の背景には、心理的なストレスが関与していることがほとんどです。
したがって、くすりによる治療だけでは不十分で、カウンセリングも重要です。

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